今年は新型コロナウイルスのせいで酷い1年になりました。
日本水墨画協会にとってはメインイベントである春の「日本
水墨画展」(4月開催)が中止になってしまったことです。
そのあと、川越展が中止となり、10月現在迄 「水墨画展」
はありませんでした。
今年、協会としては初めて「秋の水墨画展」(11月1日~4日)
が東京芸術劇場で開催されます。
しかし、コロナは下火になった訳ではありません。そんな中で
「水墨画展を観に来てくださいとお願いするのは、感染リスクを
考えると、難しいのです。とても悩ましいところです。
さて、水墨画も他の絵画と同じで、それぞれ表現されるものが
あります。例えば、ルノアールは画は明るく綺麗なものが良いと
言っています。画には色々な気持ちが表現されます。それが
喜怒哀楽であったり、温もりや優しさ、清々しさ等様々です。更に
詫び寂びも表現することが出来ます
そして、「気品」です。気品のある作品は心が和みます。
是非、気品のある画を描きましょう。
それでは、会場でお待ちしております。